2007-01-01から1年間の記事一覧

「東京奇譚集」 村上春樹

本日の読書:「東京奇譚集」 村上春樹 高校生、大学生の頃は、村上春樹の本を読んではいたけれど、あまり心に染みる〜という感じを受けなかったのだけれど、今年に入って読んだ彼の本は、すべて何か私の心を揺さぶるものがあるんだよね。こういう現実離れし…

「I’m sorry,mam」 桐野夏生

本日の読書:「I'm sorry,mam」 桐野夏生 どうして、桐野夏生は、女のドロドロした気持ちを書くのが好きなんだろう。読むと気分が悪くなるとわかっていながら、私も読んじゃうんだよね。最後まで、救いようのない話だったよ。とは言え、途中から面白くなって…

「30独身女、どうよ!?」 岡田斗司夫

本日の読書:「30独身女、どうよ!?」 岡田斗司夫 内容は、よくわかってるじゃん女心って感じで、関心。でもさ、やっぱり視点が男なんだよね。女が迷うのは、結婚よりも子供を持つかどうかと思うんだけれども。結婚はいくつになってもできるけれど、子供を産…

「情痴 アヴァンチュール」

本日のDVD:「情痴 アヴァンチュール」 最近、いつも借りられているので、面白いのかな?と思っていたら、すべてが中途半端な描き方でつまらなかったよ。フランス映画と私の相性は、なかなか難しく、ばしっとはまることが少ないんだよね。もっとエロにするの…

「φは壊れたね」 森博嗣

本日の読書:「φは壊れたね」 森博嗣 S&Mシリーズを読んだ時ほどのドキドキ感が感じられない。どんどんと新しい本を出してくれるのはうれしいのだけれど、もう少しS&Mシリーズの初期の作品のようなひねりというのか、読むのを止められない感が欲しいなぁ。G…

「ラブシーンの掟」 石川三千花

本日の読書:「ラブシーンの掟」 石川三千花 映画が好きで、エロが好きなら、この本読まなくっちゃね。面白かったよ!紹介されている映画の3分の1くらいは観たことあり。彼女が言うように、ラブシーンでやることってのは決まっているわけで、それをどのよう…

「オーロラ」「ルイーズに訪れた恋は・・・・」

本日のDVD その1:「オーロラ」 これは、バレエが好きな人のための映画ですね。あまりのファンタジーな内容に、目がきらきらってしちゃいそうになったよ。主役の女の子は、とてもキューとでしたけどね。 本日のDVD その2:「ルイーズに訪れた恋は・・・・」…

「ハンニバル・ライジング」「灯台守の恋」

本日のDVD その1:「ハンニバル・ライジング」 本も読んだのだけれども、本の方が良かったよ。やっぱり、あの生々しさを映像にするのは、ちょっと限界があるよね。ハンニバルを演じていた役者さんは、雰囲気が怖い。普通の役をやったら、普通な感じになるん…

スパイダーマン3

本日のDVD:「スパイダーマン 3」 面白かった!劇場で観ればよかったよ。迫力が全然違ったと思われる。悪者スパイダーマンになった時のキャラが笑えた。なんだい、あのダンスは。ただ、ジェームス・ブランコを殺す必要はなかったんじゃないかと。あれは、納…

ライブ・フレッシュ

本日のDVD:「ライブ・フレッシュ」 ペドロ・アルモドバル監督 この監督らしく、映画の出だしからは、想像がつかない方向に話が展開。毎度のことながら、びっくりだす。最後は、一応ハッピーエンドでしたけどね。今まで観た彼の映画の中では、一番理解できた…

「センセイの鞄」 川上弘美

本日の読書:「センセイの鞄」 川上弘美 最近、私の中で、お気に入りの本再読ブームが訪れていて、そのシリーズ第二弾。えー、以前読んだ時よりも、心に響かなかったよ。なんでだ?この本の前に読んだ「女たちのジハード」のテンポとあまりに違いすぎて、ち…

「女たちのジハード」 篠田節子

本日の読書:「女たちのジハード」 篠田節子 約10年ぶりに読みなおし。10年ぶりに読んでも感動ですよ!この本を読んで、留学決意したんだよなぁと。4人の女性が出てくるのだけれど、それぞれが個性豊かで、丁寧にキャラクターが描かれているのよね。落ち込み…

薬指の標本

本日のDVD:「薬指の標本」 小川洋子の原作をフランス人が映画化したものだけれど、小説読んだ私としては、こんなに妖艶な感じの小説だったけ?てな感じ。愛の国フランス人の手にかかるとこんな感じになるのねと納得。ゆる〜な感じで進むので、日曜晩から見…

四角い関係

本日のDVD:「四角い関係」 イギリス映画。男女の一目ぼれのストーリーなら何本も観たことあるけれど、女女の一目ぼれ、離婚、そして結ばれるストーリーは初ですよ。びっくりした。恋には、恋に落ちていく過程というのがあって、そのストーリーに感情移入す…

「トリスタンとイゾルデ」「ロング・エンゲージメント」

本日のDVD-その1:「トリスタンとイゾルデ」 ロミオとジュリエットより前の悲劇。人間の数が増えてからは、いつもどこかで戦争が勃発してるんだよね。人というのは争うように遺伝的にプログラムされているんかねとストーリーから離れた事を考えてしまった。…

インランド・エンパイア

「インランド・エンパイア」鑑賞。「マルホランド・ドライブ」以上に意味が不明。登場人物を覚えようとしても全然覚えられず、なぜ、その男を殺したいのかわけわからん。「マルホランド・ドライブ」の場合は、DVD購入して、何回か観たけれど、「インランド・…

オーシャンズ13

本日の映画:「オーシャンズ13」 11、12と観てきたので、鑑賞せねばということでゴー。なんかエイリアス三昧の後で観たので、あのアナログっぷりが、たる〜な感じ。内容もちょっとたる〜だったよ。マット・デイモンのつけ鼻には笑ったけど。後は、あのホルモ…

ホリデイ

本日のDVD:「ホリデイ」 映画館に観に行ってもいいかな〜と思っていたくらい、私の好きな俳優陣が出演しているのだな。話としては、べたべたのラブストーリーだし、そんな展開ないでしょって突っ込みたいんだけど、なんかときめいちゃったよ。映画にときめ…

マリー・アントワネット

本日のDVD:「マリー・アントワネット」 ソフィア・コッポラっぽい映像だったなぁ。雰囲気が、ヴァージン・スーサイドに似てた。綺麗な衣装、装飾、お菓子、靴を見ているのは楽しかったけれど、ちっともマリー・アントワネットに感情移入もできずに終了。す…

ミス・リトル・サンシャイン

本日のDVD:「ミス・リトル・サンシャイン」 普段の映画ではわき役な人々が、全員前面に出てきて、主役って感じ。バラバラだった家族が一つになっていく様子が、殺伐からほのぼになって、家族の絆がしっかりへと変化していくのがよく描けていてよかったよ〜…

OUT

本日の読書:「OUT」桐野夏生 「柔らかな頬」「グロテスク」「OUT」とこの半年で続けて読んだのだけれど、今回でもう彼女の本は読まないことにする。だって、彼女の本を読むと必ず眠りが浅くなって、夢見が悪いんだよね。女性のドロドロした部分と直面するか…

嫌われ松子の一生&恋するレシピ

本日のDVDその1:「嫌われ松子の一生」 話題作だけに楽しみにしていたのだけれど、私のテーストには合わず。あまりにごちゃごちゃしちゃってて、疲れちゃった。ミュージカル仕立てな感じは邦画には珍しくてよかったかと思いますが。 本日のDVDその2:「恋す…

ぬるい眠り

本日の読書:「ぬるい眠り」 江国香織 「ラブ・ミー・テンダー」は誰か他の作家の方も書いていそうな内容なんだけれど、なんだか暖かな気分にさせられて、これが理想なんだよーと小説に嫉妬。タイトル通り、すべての小説がぬるーい感じで、疲れていた私は優…

ウォーク・ザ・ライン/君につづく道

本日のDVD:ウォーク・ザ・ライン/君につづく道 最後、ちょっとうるうるって来た。やっぱり女の子はシチュエーションに弱いです。てか、好きあっているんだから、そんなに意地をはらずにさっさとまとまれば、周囲も振り回されずにすんだのにね。

パイレーツ・オブ・カリビアン&プロデューサーズ

本日のDVD その1:パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト なかなかは面白くあったのだけれども、パート1よりジョニー・デップが普通のパイレーツになっていて、ちょっと寂しい。もっと酔っ払い風がよかったのだけれども。パート3のつなぎって…

デイジー

本日のDVD:デイジー 韓国映画、どうしてお前は私を泣かせるのだ!ほとんどの韓国映画のシチュエーションというのはありえないのだけれど、なぜか最後に泣かされちゃうんだよね。たぶん、「純愛」というキーワードにころっとやられてしまうんだと思う。そし…

迷い婚

本日のDVD:迷い婚 つまんない、つまんない、つまんなーい。たくさんの有名人が出ているのちっとも面白くない。ジェニファー・アニストン扮する主役の彼女が、祖母、母と体の関係があったケビン・コスナーとその日のうちにエッチしちゃうのが意味がわかんない…

40歳の童貞男

本日のDVD:40歳の童貞男 ミニシアター系で話題になっていたので見たかった映画。まあまあで悪くはない。でも、いまいちピンと来ず。男の視点で描かれているので、感情移入がし難いのだと思う。私のつぼはエロビデオのタイトルが映画タイトルのもじりになっ…

駆け込み、セーフ?

本日の読書:「駆け込み、セーフ?」 酒井順子 「負け犬」の先輩。「週間現代」に連載しているものをまとめた本。一つ一つのエッセイに大きくうなずきつつ読んでしまった。共感してるってことは負け犬要素たっぷりって事なんだろうけど。わかっちゃいるけど…

愛がなんだ

本日の読書:「愛がなんだ」 角田光代 片思いがエスカレートして仕事辞めちゃって、彼女の事を好きでもない男の子に尽くしちゃう女の子の話。私には仕事を辞めるなんてできません。でも、小説の最後に書かれている「彼のこと好きとか愛しているというよりは…