OUT

本日の読書:「OUT」桐野夏生
「柔らかな頬」「グロテスク」「OUT」とこの半年で続けて読んだのだけれど、今回でもう彼女の本は読まないことにする。だって、彼女の本を読むと必ず眠りが浅くなって、夢見が悪いんだよね。女性のドロドロした部分と直面するからなのかわからないけど。この3作品の中では、「OUT」が一番ストーリーが面白かったけど、気持ち悪くもあった。女同士の口には出さない腹の中を書かせたら、彼女を超える人はいないんじゃないかと思う。そういうのって、程度の差はあれども誰にでもあったりするので、読んでいて、なんか苦しくなるんだよね。彼女自身がどんな人なのかすごく気になる。