地震

久々に仕事の目処がついて、今日は早く帰れそうだぞぉ〜とうきうきしていたら、机の上の植物が揺れていることに気がつく。あれ?地震?と思って植物を眺めていたら、ずーっと揺れている。あれれれ?と思っていたら、ぐらぐらと揺れ始めて、慌てて机の下に。机の下においてある防災グッズからヘルメットも取り出し、握りしめる。揺れは止まるどころか、どんどん激しくなって、産まれて初めて命が危険にさらされているかもしれないと思ってしまった。


電話が繋がりにくい中、旦那ちゃんと両親の無事を確認。ヨーロッパにいる妹も心配してきて、メールで連絡あり。他にも韓国の友人、アメリカの友人から次々と大丈夫か?のメール。会社だとテレビが観られないので、インターネットでの情報だけだったので、状況のひどさがわかっていなかったのだけれども、6年ぶりに連絡をくれたアメリカの友人もいたので、そんなにひどいのだろうか?と心配になる。また、USの同僚からも次々とお見舞いメール。


会社からは、帰宅してよいとのアナウンスが流れるも、歩いて帰れる距離ではない。外を見ると、歩いている人がいっぱい。車は身動きが取れないほどの渋滞。タクシーなんて拾えそうにもないし。会社の人も歩いて帰れる人は、どんどんと帰宅。お腹にちびちゃんがいなければ、なんとかして帰宅しただろうけれど、今は、ちびちゃんがお腹で無事に過ごせる手段を選ぶしかないということで、電車が回復するまで会社で待機することに。会社近くのコンビニからは食べ物が消えていて、近くのお店で営業しているところに転がりこむ。エネルギーを満たし、会社に戻り、引き続き待機。色々な方に身重の体を心配していただき感謝。こういう日に限って、ちびちゃんの胎動は結構激しかったりで、生きてるよサインを感じることができて安心。思い出してみれば、朝から、いつもより暴れていて、どうしたんだろう?と思っていたのだけれど、何か感じていたのだろうか。


11時過ぎ頃から電車が回復し始めたとのこと。そろそろ電車の混雑も落ち着いたと思われる1時半過ぎに会社を脱出。電車は座れるくらいにすいていて、無事に3時ごろには帰宅。旦那ちゃんは、1時間半かけて歩いて帰宅したそう。そしたら、家は停電していて、寒くて、寝るしかなかったとのこと。テレビで状況を知るに従って、今回の地震とそれによる津波の被害に言葉をなくしてしまった・・・。