「風に舞いあがるビニールシート」 森絵都

むしむししてて、嫌ですな。最近、何事も身から出たさびだと思わずにいられません。そして、色々と億劫なことこの上なすです。好きなCD聞きつつ、読書でもしながら、3食昼寝付の生活を一週間ほど送ってみたいものです。


本日の読書:「風に舞いあがるビニールシート」 森絵都


先日、NHKでドラマやってました。残念ながら、見損ねてしまったのですが、とても気になっていたのです。ドラマ見逃したけれど、本で楽しもうと思って手に取りました。久々に、がっつりとはまった小説でした。六つの異なる短編ストーリーから構成されているのですが、どれもよくまとまっていて、最後になんだか前向きな気持ちになれる素敵なストーリーでした。忘れかけている熱い気持ちを呼び起こしてくれました。「ジェネレーションX」というストーリーで紹介される話と全く同じ話を会社の人から聞いて、えっ!と驚かずにいられませんでした。そのくらい現実に近い小説なんでしょうね。ちょっと熱い気持ちを思い出したい時にはお勧めの一冊です。