「八日目の蝉」 角田光代

本日の読書:「八日目の蝉」 角田光代


内容が重くて、何から書けばいいのやらって感じ。もちろん最後は希望のある終わり方なのだけれども、なんだか救われない気分なんだよね。前半で、そろそろ飽きてきたぞぉ〜と思っていたら、主人公が切り替わって、テンポも変化し、あっという間に読了してしまった。気分は浮かないけれど、読み応えはあるかも。


犯罪者に肩入れしちゃいけないんだけれども、すっかり犯罪者側になってしまっていた。何か、喉に小骨が刺さっている感じなんだよね〜。うーん、すっきりしない。ある日、ストンと来るのかなぁ。私としては、角田さんは長編よりも短編の方が好きかも。